この記事は、音声配信を文字起こししたものです。
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今日のテーマは、できている部分に目を向けるという話です。

うちの子が今、不登校でフリースクールに行っているっていう話を何回かしてるんですけど。
そのフリースクールの全国のネットワークみたいのがあって、
それの保護者、各スクールの保護者でネットで集まって、
ちょっと交流会をしようっていうのを主催することになって、
昨日その交流会があったんですよね。

不登校の子供がいる親の方とか、そうじゃない方もなんとなく想像つくと思うんですけど、
やっぱなんか不安なんですよね。
学校教育から外れて、いわゆる正規ルートとは違う道を歩んでいくことになる。

そのフリースクールのモットーもそうだし、
僕自身、コーチングを学んでいて、子育ての指針にしているのが、
子どもの自己決定の力を信じる。
失敗して何かを学ぶっていうところまでも含めて、体験を大事にしてやっていく。
育てていく。それを支援していく。

そういう在り方をしたいんですけど、
とはいえ、子どもの将来どうなるんだろうなーって心配というか、
自分の関わりが子どもの将来にダイレクトに影響してくるんですよね。

学校教育だと学校からの影響もあるんで、
自分の影響度が多少薄まるじゃないですか。まあそれでも親の影響はでかいですけど。

その一方でフリースクールだと、
学校の影響、フリースクールの影響もあるのか。
だから親の影響度は変わらないのかな?
とはいえフリースクールに行く行かないの選択も、
親もそこの意思決定、子どもがフリースクールに行くとか、
どういうフリースクールがあってとか見学に行ってとか、
選ぶという過程も親が絡んでいると、
影響度がでかいなと感じてます。

その中で、勉強ね、どうなってるか心配だよねっていう話はある。
普通の学校に行ってると、文部科学省が定めている指導要領にのっとって、
1年のときはこれ、2年のときはこれって段階を追ってやっていくわけですよね。

一方で、基本的には勉強しろって言わないのがベストだと言われている、
この子どもが行ってるフリースクールの考え方としては。
本当にベストは100%子どもの意思に任せて、
親が勉強しろとか言わない。
勉強は必要なときにするんだよっていうのが考え方なんですね。

とはいえっていう部分ありますよね。その辺は皆さんどういう折り合いの仕方してます?
っていうのが交流会のテーマになったりもした。

うちの子もそうだし、他のお家の様子を伺っても同じような感じなんですけど、
まあ子どもを放っときゃゲームしますよねっていうところで、
とはいえゲームの中でもちょっとは勉強につながるようなところ?
あるよねっていうのを思ってるんですよね。

ゲームの勝率でパーセント表記が出てきたり。
そういうところで「パーセントってさ」っていう声掛けをしてみる。
子どもがゲームやってるのを見てパーセントとか出てくると、
「パーセントってわかる?」とか、そういう話を振ったりするし。

他の保護者の方の話を聞いたりすると、
ネットワークゲーム、インターネットで接続してゲームをする。
その中で海外の人とやりとりが発生したりするときに、
英語を使うからちょっと英語を勉強っていうか、
簡単なやりとりができるように、自然と身につくとか。
それすげえなって思ったりね。

そうやってゲームをやる過程で興味が出てきたから、ゲーム開発のプログラミング言語を学ぶとか、
おお、すげえすげえって思ったりするわけですよ。

いわゆる勉強につながるようなことは、
親のエゴとしてはそういう部分にやりたいことが
つながっていけばいいなって思ったりもするんですけど、
これを期待するのがまた変な話になってくるんですが、
できてる部分っていうのは見たいよねっていうお話はしてましたね。

学校行ってないから勉強がおろそかになってるんじゃないか。
心配だ。今後どうなるか心配だ。子供が。
いくらでも心配材料はあるんですけど、
普通に学校行ってても心配材料なんていくらでもあると思うんですけど、
その中で、今子供は何ができていて、
こういう成長をしている、順調に一歩一歩、
人それぞれ多分いろんなペースがあるんですけど、
成長している、これができているっていうのは、
そこに着目していきたいよねって感じた次第ですね。

コーチングとかでもそうですね。
今、何点?今の状態、ベスト状態から見て何点?
できてる部分は何なんだろうねっていうところは、
結構コーチングでも聞いたりする。

そういう今できているところ、今の到達点、
着目していきたいなって改めて感じた次第です。
何か参考になれば幸いです。