この記事は、音声配信を文字起こししたものです。
元の配信はこちらから。

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今日のテーマは、盲点を見つけるのがコーチングであるという話ですね。

昨日の放送で話したんですけど、
練習コーチングをやってきまして、僕がコーチ役でクライアントの役の人を見つけてやってきた。
ほんと眠れないほど緊張してたんですけど、腹くくってやってきました。

結局から言うと、かなりいい感じでコーチングできたなーって思いました。
まだ粗はあるんですけど、こうやって場数踏んでいくのが大事だなーと思って。
今後も継続してやっていきましょうということで、お互い合意できたので、
月1ぐらいでは今後もやっていけるかなーというところですね。
守秘義務の話を昨日したので、クライアント役の人と。
中身を話すことはできないんですけど、
今まで気づいてなかった観点から思考ができると、すごく気づきが促されるよなーっていうのは、
昨日やっていて気づいたことですね。

それがやっぱりセルフコーチングとコーチング、
自分でやるか他の人と対話の中で気づきを起こすかっていう、
一番の違いなのかなーって思いました。

セルフコーチングって、自分自身に問いを投げかけて、
その答えについて探して、思考を深めていくわけなんですけども、
何について考えるか、どういう質問をするかっていうのって、
自分の認識の枠を超えられないんですよね。
自分がいつも考えている観点からしか質問をできないし、
それに対する答えしか出ない。

それがうまくいくところはあるんですけども、
それでもやっぱり、新しい気づきとか新しい気づきって、
全然今まで自分が考えたことないような問いに対して考えたときに、
新しい気づきって生まれるんだろうなと思っていて。

昨日のコーチングをする中ですごく刺さった質問があったんですよ、クライアントの方に。
それを後から聞いても、その質問今まで考えたことなかったっていうコメントもいただいて、
やっぱりそういうとこだよなと思ったんですよね。

今まで考えたことなかった質問について考える。
盲点っていう言葉がある。それは盲点だったとか言うじゃないですか。
盲点って言ってるんですけど、
この前色眼鏡の話もしたんですけど、
盲点どこじゃないんですよね。
盲「面」だと。

見えてるところが少ないと。
そういうぐらいの認識を持ったほうがいいんじゃないかなと思うんですよね。
見えてるところって本当に少ないんだと思うんですよ、人間。
だから自分でセルフコーチング、うまくいく部分もありますけど、やっぱりそれでも限度がある。
誰かとの対話の中で初めて発見できる自分っていうのはきっとあるので、盲面ばっかなんですよね。

見えてるところの質問じゃ、その盲面は狭くなっていかないんですよ。
それを見えないところを見えるように広げていくのがコーチングなんだろうなと思ったんですよね。

以前このラジオでも紹介した問いラボっていうコーチングカードの中でも、
いろんな質問が書いてあったりするんですけども。

僕結構セルフコーチングやってるほうだと思うんですけど、
それでも、この問いは考えたことなかったなーとか、その中だけでもあるし、
問いラボいいですよ。ぜひぜひ買ってみてください。

コーチじゃなくても相手がね、
他の人から見て、自分以外の人から出てくる問いだったりとか観点だったりとか、
コーチじゃなくてもそういうのが出てくると思うし、
だから誰かに話聞いてもらうのは大事だし、
それってどういうことなの?っていう問いを投げてもらうのも、大事だなと感じた次第です。
何か参考になれば幸いです。