この記事は、音声配信を文字起こししたものです。
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今日のテーマは、囚われに気づくというお話です。
最近、タイムラインというのをやっているという話を何回かしてますね。
タイムラインというのは、いろんな人がいろんな定義をしているらしいんですけど、
僕が今勉強している流派では、過去から未来に向かって、実際に自分の体を動かして歩いて、
過去のこの時点ではこういう気持ちだったなーって思ったり、またさらに進んで、あの時はこうだったなーって思い返したりと か、
そういうのをやっていくというタイムラインをやってます。
毎朝やっていて、やるたびにいろいろ発見があるんですよね。
今日はやってて、自分の子供時代ってすごい囚われがあったなーって思ってました。
僕、剣道やってたんですけど、剣道を小学校1年生から、すごくちゃんとやってたのは高校生まで。
大学になって、剣道同好会とかでちょろっとやってたんですけど、結構集中的にやってたのは高校生まで。
なので、だいたい10年ぐらいは、結構ゴリゴリにやっていたんですよね。
で、剣道ね、嫌だったんですよ。
なんでそんな嫌なものを10年も続けていたのかっていうところなんですよね。
これはね、分析すると、僕の父も剣道やってて。
父が剣道やってて、その影響ねっていう。一見そう見えやすい。
それも絡んでるんですけど、父が結構忙しかったんですよね。
自営業で土日仕事があったりとか、あとは剣道をやってたんで、
地域の剣道大会の審判に出かけたりとかね。
あんまり休日になかったんですよ、父が無事に。
どっか行くとか、家族でお出かけするとかっていうのが、そんなに多くなかったんです。
特に小学校入る前までかな。
なんかね、父との関わりが薄かったんですよね、結構多分。
思い返せばですけどね、当時はどう思ったのかな。
また仕事?また剣道?とか思ってた記憶は結構ある、休みの日ね。
今日はどっか行こうって言ってたのに、急に何か予定が入っていけなくなった。
ごめんみたいなのが結構あったなとか。
それで、父との繋がりを求めてたんだろうなって今思い返すと感じますね。
剣道とかで結構、仕事もありましたけど主に剣道ですね。
剣道で審判でどっか行っちゃうとか。
なかなか家にいなかった父と、繋がりを持とうとしたんですよね、僕が剣道やることで。
別に剣道好きだったわけじゃないんですよ。
剣道楽しそうだからやってみるとか。
プラスのモチベーションっていうか、なんかね、もっとね、
さっき言ったように父との繋がりを求めてたんですよね。
基本的に剣道を求めてたっていうより父との繋がりを求めてたんで、
剣道自体はそんなに好きじゃなかったんですよね。
ずっと嫌々やっていた。
嫌々やってて、それがね、結構長くなっちゃいましたね。
小学校ぐらいまでは、たぶん父との繋がりっていうのを求めてやっていて、
そこからちょっとこんがらがらなんですよね、きっと。
中学校、高校っていうふうにまた剣道を続けていくんですけど、
その時には自分は剣道をして生きていくみたいな、
自分は剣道をここまでやってきたからずっと続けていくみたいな、
続けてきたから今後も続けていくみたいな、
そういう思考があったんですよね。
中学校入ったタイミングで辞めるっていうのが、
僕の中では正解だったように気がする。思い返せば。
もうね、小学校を卒業する前にはある程度父との関係も結構良くなってきてたし、
剣道なしでも自分と父との繋がりっていうのは感じられるようになってきてたし、
そもそも思春期に入っていく段階なんで、
親との関係っていうのがだんだん薄くなっていき始めるところだったし、
なので、小学校の段階で剣道の役割は終わってたんですよ、僕の中で。
でも、続けちゃったんですよね。
続けて中学校をやって、
高校をまたさらにこじらせて、剣道の強豪校行っちゃったんですよ。
強豪校行っちゃって、インターハイ出る出ないみたいなね、
そういうところの学校行っちゃって、めちゃめちゃ練習厳しくて、
ただ、やり始めた以上は続けなきゃいけない。
剣道とは別の属性として、親自身が結構続けた方が身になるみたいな、
長く続けた方がいいみたいな、今大変かもしれないけど長く続けた方がいいみたいな、
そういうスタンスだったりもするんで、そんな影響を受けてますね、これは。
本当は剣道もさっさと辞めれなかったんですけど、ずっと続けていた。
大学も結構剣道強かったんですよ。
ただ、僕そこ大学は剣道で別に選んでなくて。
高校の時は剣道で選んだ。
大学の時は別に剣道が強いからその大学にしたとかじゃなかったんですよね。
なので、そもそも大学では剣道、そんなにゴリゴリやる気はなかったです。
さすがにその時までは、もう自立心とかあったんでしょうね。
もう剣道やだ、もうやだ、もうやだ、高校でもう完全にやり切ったから俺は、もうやんねえって言って。
それで言うとね、高校でちゃんとやり切ったのは良かったかもしれないですね。
今話しながら思いました。
高校もなんとなくそんなに剣道強くないところに行ってたら、
もっと大学以降も続けちゃってたかもしれないですね、もしかしたら。
確かに。これはあるかもな。
高校でもう見切りをつけられたっていうのはでかいですね。
下手したら今も剣道やってましたね。
剣道を例に出しましたけど、過去に何か必要があってきっと始めていること。
それは習い事だったり習慣だったり思考の癖だったりとか、きっといろんなものがあるんですけど、
僕だったら剣道を元に父との関係を築くみたいな、多分そういう機能というか、
剣道にその辺の効果があったんですよね、多少は。
あったし、ただ好きじゃなかった。
ずっと続いていて、本来の目的がもう成就しているし、その目的はいらなくなったけど、
表面的な僕であれば剣道をするっていうのがずっと続いてきていたみたいなのが、
多分過去を掘り返すと何か出てくる気がするんですよね。
多少みんな何かあると思うんですよ。
そういうのを、自分はこの習慣もういらないなって、
ありがとう、もう十分だよ、助けてくれてありがとうっていう気持ちで、
その習慣とさよならするっていうのは、タイムラインやったからこそ、
そういうのに気づけるみたいなのがきっとあるような気がします。
なので、過去のことを漠然と何かないかなって探すより、幼稚園の時、小学校の時、中学校、高校、大学、
専門とかに行っている方もいらっしゃるかもしれないですけど、
働き始めて、結婚して、人生のライフステージごとに、
あの時はこうだったな、あれやだったな、これ嬉しかったなとか思い返すと、
今人生の中でこれ続けてるけど、これって過去のこういう体験が元になってるよなとか、
プラスの側面の気づきもあるだろうし、プラスの側面、何かの気づきですね。
今これいらねえなとか、この考え方今思ってるけどこれいらねえよなとか、
そういうのが何か見つかるような気がします。
なので、結構タイムラインおすすめなので、
自分自身だけでやるのもいいです。
僕、一応コーチング学んでて、こういうワークもコーチング中では取り入れていきたいなとは思っているので、
僕のコーチングに興味があればお声掛けいただければと思いますし、
自分自身でやってみるのも全然ありだと思います。
過去を思い出すっていうのを深掘りしやすくなると思うんですよね、タイムライン。
なので、ぜひやってみてくださいという話でした。