この記事は、音声配信を文字起こししたものです。
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今日のテーマは、最も大切なことを最も大切にするというお話です。
7つの習慣がすごい好きなんですよ。
7つの習慣のスティーブン・コヴィー博士、著者ですね。
言っていることで、結構読んだ当初ね、衝撃的だったのが、
「最も大切なことは最も大切なことを最も大切にすることである」っていう言葉です。
シンプルですよね。
最も大切なことを最も大切にしようよ。
極めてシンプルな言葉なんですけど、果たしてどれくらいそれができているかっていうのを自分に問いかけると、
うーん、どうだろうねって思ったですね、当初は。
今もそれを常に胸に置いておかないと脱線したりしやすい。
そもそもこれ初めて見た当初は、あれ、自分最も大切なことってなんだ?ってなっちゃったり、
最も大切なことが見出せたなって思った後でも、
それを最も大切にするってどうやるんだろう?っていうところで思い悩んだりする。
それだけ深みがある言葉だなと思っています。
昨日の放送で、研修をね、ウェビナーを途中退席したんですっていう話をしました。
最も大切なもの、家族との時間を重視するために、この研修で得られるものはある程度見通しが立って、
今後の研修受けなくてもいいなって思ったんで、開始10分で。
で、切り上げちゃって家族との時間を過ごした。
昨日はインプットの観点からこの辺の話をしたんですけど、
これやっぱり最も大切なことを最も大切にするっていう観点でも話せるよなと思っています。
初めてそういう研修とかセミナーとか途中で、切り上げて退出しちゃったんですよ。
初めてやったんで、いろんな初めての気持ちが湧き上がってきてたんですよね、それやった後に。
すごく思うのが、大切なことを大切にできてるなって、いい感じだな、自分って感じたんですよね、まず。
家族が一番大切で、セルフコーチングの研修だったんですけど、
すでにある知識の話になりそうだなと思ったので切り上げたんですけど、
研修受け始めたからには最後まで受けないと失礼だなとか、
もしかしたら何か少し小さいかもしれないけど何か気づき、新しいものが何か得られるかもしれないなっていうのはあるが、
それをあえて断念するというか、切り捨てる。
切り捨てるって言い方はちょっと殺伐としてるんですけど。
7つの習慣でも言われてるんですけど、ベストの敵はベターであるっていう言葉があるんですよね。
ベストの敵はベターである。
今回だったら僕のベストは家族だなと思ってたし、ベターっていうのは研修最後まで受けた方がいいかもなっていうのがベターだった。
なのでベストを大切にするためにベターを切り捨てた。
ベターっていくらでもあるんですよね。
あれやったほうがいいよな、これやったほうがいいよなっていうのなんて無限に湧いてくるんですよ。
全部できれば全部いいわけですから。
そりゃやったほうがいいのはいっぱいありますよ。
ベター、そんなものいっぱいある。
ただその中でも自分が手に負えるものなんて限りがあるわけですよね。
全部やってたらきりがないんで、その中でも何が一番大切なのかなっていうのを見極めてそこに力を入れていく。
有限ですから時間は。命ですから。無限じゃない。
それを見極めて時間を投下していくっていうのが大切かなと思っていて、
ベストの敵はベターであるっていう言葉の言いたいところはそれかなと思ってます。
ベストを大切にできたこと、今回家族の時間を大切にできたことを通して、
俺、大切なものを大切にできているなっていう自尊心というか、
自分のことを大切にできているな、自分のベストを大切にできているな。
家族を大切にするっていうのはあるんですけど、
自分の価値観を大切にできているなっていうことに気づいて、
そういう実感がすごく湧いてきて、いい心の状態になったんですよね。
他のベターを切り捨ててベストを大切にするっていうことは、
それだけそこに価値を見出すっていう行為。
家族を大切にしようっていう決意表明でもあると思うので、
もっと大切にしようっていう、これが一番大切なことだから、
すごく大切にしようっていうふうな価値観の強化というか、
そういうのが起こったりもしました。
7つの習慣の中では、一番大切なものを一番大切にするためには、
それが大切だっていう圧倒的なYESを持たなければならないみたいな話があった。
たしかにそういう側面もありつつ、
ベターを切り捨てるっていう行為が、
最も大切なものにYESを言うための材料になるみたいな、
そういう側面もあるような気がしている。
今回の僕が多分そういう感じ。
家族大事っていうのは漠然とっていうか、思ってきてはいたが、
今回研修を途中で切り上げることによって、
家族大事がより強まった。
研修を切り上げたから家族大事がより認識が新たに。やっぱ大事だなってなった。
皆さん聞いてるあなたも、
これがすげえ大事だって思って他のものを切り捨てるっていうのは、
もちろんいいと思うんですけど、
そうでなくても、とりあえず何か切ってみるっていうのは、
これは切っちゃいけない、切っていいっていうのは、
なんとなく肌感覚でわかるかな。
自分にとって何が大事かっていうのを普段から考えていると、
割とこれは切っちゃいけない、これは切っても大丈夫そうっていうのが、
検討がつくかな、どうだろう。
切って良さそうなのにちょっと切ってみるっていうのはありですよね。
切ってもOKそうなやつは一回切ってみて、
その切ったことによる結果、
自分の中でどういう心の動きがあるかを観察してみる。
切って、やっぱ切んなきゃよかったなって思うのもあるかもしれない。
逆に今回僕みたいに切ったからこそ、
やっぱりこっちの方が大事にしたかったことを守れたなって思うかもしれないし、
ちょっとやってみるっていうのはありですね。
僕も割とそういうノリでした、今回。
切ったことないから切ってみようみたいなそういうノリでやったら、
やっぱすげーな家族大事だなってなったんで、
ちょっとお試ししてみてもいいかもしれませんね。
何か参考になれば幸いです。