大学時代、幸せコンプレックスを抱えていました。

 

全国のいろんな環境で育ってきた友人との出会いを通して、私は本当に恵まれた環境で育ったのだと痛感しました。

そして、苦労して生きてきた友人たちと比べて私の人生はなんと薄っぺらいのだろう、と思い悩んでいたのでした。

苦労のある人生 = 有意義な人生

と思っていたのですね。

 

でも最近になって分かってきました。

私の恵まれた人生は自己肯定感の高さにつながっています。

そしてこの自己肯定感の高さはきっと才能なのです。

自己肯定感は対人関係の土台ですから、人間関係を築くための盤石な土台を私は備えていると思うのです。

 

私は恵まれた人生を歩んできた

私は恵まれて生きてきたから自己肯定感が高い

私は自己肯定感が高いから対人能力も高い

そうした事実を認識すると、幸せコンプレックスは消えてしまいました。

 

私は恵まれた人生を生きてきた、と他者に向けて言えるようにもなりました。

キャリアカウンセリングを先日受けたのですが、その中でも何のためらいもなく言えました。

(それが自分の中で印象的だったので、今こんな文章を書いているわけです)

「自分は○○な人間です」と他者に言うのは、本当にそう思ってないと言えないと思うのです。

それが言えた。

私は恵まれた人生を生きてきた、という事実が腹に落ちきったのだと感じました。